当然のことながら、当院はプライマリーケアである一般内科に、最も力を注いでおります。
高血圧症をお持ちの方は少なくありませんが、診察室で計る血圧はご自宅で落ち着いたお気持ちで計る血圧より高くなるのが普通です。
診察室で一回計った血圧が高かったからといって、いきなりお薬を処方するのは間違っています。
ご自宅ではどうなのか、生活習慣で改める点があるか、それを実行できるかから検討します。
お薬を始めるにあたっては、飲む意義についてよく相談し、最少量を探ってゆきます。
コレステロールが高いと即病気なのでしょうか?
高コレステロールの治療とは、病気(脳梗塞や心筋梗塞など)になる危険を管理することをいうのだと思います。ですから数字がある範囲を超えたから即、薬を処方するわけではありません。本当の健康とは何か?を話し合いながら、良い方法をご提案していきたいと思っています。
当院は、糖尿病の専門施設ではありませんが、済生会横浜市東部病院や他の糖尿病専門クリニックとの連携をおこないながら、より良い治療をご提案していきます。
当院でできる検査について
超音波(腹部、心臓、頸動脈、甲状腺)
呼吸機能検査
血管年齢測定
胸部レントゲン写真
心電図
超音波検査機器も新しくなりました。
頸動脈エコー検査のお勧め
生活習慣病は、動脈硬化をきたして脳や心臓の血管イベントを引き起こします。動脈硬化のひとつの指標として、頸動脈の血管壁の厚さやプラーク(血栓)の有無などをエコー(超音波)検査で測定することができます。
特に食事を抜くなどの準備もいらず、10分程度で終わります。検査可能日・時間帯については、お電話でお問い合わせください。
喘息の治療は、現在ステロイド吸入が基本です。実際、ステロイド吸入がスタンダードになった頃から、喘息での入院患者数は減少しているというデータがあります。
日常が喘息症状で制限されている方がいらしたら是非ご相談ください。咳・痰でお困りの方もご相談ください。
心臓病についての相談は、前理事長(佐藤泰雄)の死去に伴い専門的診療は紹介とさせていただいておりますが、超音波検査にて心機能のスクリーニングは可能です。実際、今まで難病と言われていた「大動脈弁狭窄症」や「肺高血圧症」の早期発見にて元気に暮らしている患者さんもいます。「労作時の息切れ」の中には、そういう疾患が隠れていることも珍しくありませんので、検査ご希望の方はご相談ください。
血液疾患の相談は、院長補佐(佐藤泰隆)の診察日(水曜日)にお願いします。
病診連携を取りつつ、ベストのタイミングでご紹介したいと思います。胸が痛い方の全てが心臓カテーテル検査を受けるべきではないのです。心配な胸痛とは何か?危険な不整脈とは何か?
プロとして正確に判断します。
これらの分野は当院の専門守備範囲外です。
基本的には専門医への受診をお勧めします。現在お受けの医療に納得がいかない方はご相談ください。
よくお話を伺った上で、医療機関の紹介など問題解決にむけて協力申し上げます。
処方箋をお出ししますので、調剤薬局でお薬をいただいてください。ちなみに、当院より徒歩30秒のところに最も近い調剤薬局があります。