TEL:045-323-3870
内視鏡を初めて握った時、私は当時の指導医より「胃は心の鏡」と教わり、以後ずっとこの言葉を胸に刻んで診療に当たってまいりました。身体疾患の治療は当然のこととして、おひとりおひとりの心のよりどころとなるべく、心療内科をを取り入れ、より全人的な医療を提供したいと思っております。
「何となく辛いけど、検査をしても『異常ない』と言われる」
「最初から精神科に行くには抵抗がある」
という方は、是非とも一度ご相談下さい。プライマリィ・ケアとして「心」の状態をスクリーニングし、ベストと思われる治療法をご提案します。但し、統合失調症、双極性障害、人格障害などの可能性が高いと判断した場合は、精神科専門医にご紹介したいと思います。
ストレスチェックの結果、医師の診察を要すと言われた方のご相談もお受けします。
女性医師の診察をご希望の方はお申し出ください。
佐藤内科診療所では、女性医師による女性のための心療外来もございます。
PIPC(Psychiatry In Primary Care)はバージニア州立医科大学 精神科・内科・家庭医科准教授 Robert. K. Schneider先生が考案された、内科医が自分なりにかつ妥当に精神科的対応ができるようになるための教育訓練システムです。2002年より米国内科学会年次総会において、Herbert Waxman Learning Center(現在はHerbert S.Waxman Clinical Skills Center)という教育セッションコーナーの1セクションとして展開されました。
2005年より、井出広幸先生がセッションに参加し、Schneider先生より、日本でのPIPC全面展開を承認されました。
2008年4月に米国内科学会の正式セミナーとして承認されました。
当院の心療内科は、佐藤泰弘院長が井出広幸先生より直接ご指導していただいたこのPIPCがベースにあります。あくまでプライマリーケアとしての心療内科であり、専門性の高い病態については十分に対応できない場合もあり、必要に応じて精神科専門医へのご紹介をする場合もあります。
症状が当てはまる方は、お気軽にご相談ください。
・呼吸器系 気管支ぜんそく、過換気症候群
・消化器系 胃・十二指腸潰瘍、腸腫瘍、過敏性腸症候群
・循環器系 狭心症、心筋梗塞
・内分泌代謝系 神経性食欲不振症、過食症
・神経系 片頭痛、筋緊張性頭痛、まぶたの痙攣、めまい、しびれ
・泌尿器系 夜尿症、過敏性膀胱(神経性頻尿)
・皮膚系 アトピー性皮膚炎、円形脱毛症、多汗症
・その他 口腔違和感、月経困難症、月経前緊張症など
気分が落ち込む方、不安の強い方、夜眠れない方に適切に対応します。アルコール依存や摂食障害の方には、専門医への紹介も積極的におこないます。
統合失調症と診断されている方には十分な医療は提供できません。佐藤内科診療所は精神科専門施設ではないからです。
精神科専門医への紹介や併診を積極的におこなっています。
◆内科・心療内科で宮原透先生の外来があります
【水曜日 13:30から19:00】
昭和54年 | 日本大学医学部卒 |
昭和61年 | 医学博士 |
日本消化器内視鏡学会専門医
日本内科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本心身医学会専門医
日本消化器集団検診学会(現 日本消化器がん検診学会)専門医 終世専門医
日本医師会認定産業医
◆患者さんへメッセージ
身体と同じように心も風邪を引きます。
一人で我慢しないで気軽にご相談ください。
・心療内科
ストレスなど心の問題が原因で、体や内臓に何らかの症状がでる疾患を主に診察治療します。
→ 佐藤内科診療所にお任せください!
・精神科
うつ病や他の精神疾患(双極性感情障害、統合失調症、人格障害など)、不安障害などの神経症疾患を主に診察治療します。
→ うつ病や不安障害は守備範囲ですが、他の精神疾患は基本的に精神科専門医への紹介を積極的に行っていきます。
希死念慮の強い方は、一刻も早い精神科専門医の診察が必要だと思われますのでご紹介することにしております。
1:大声を出すなど迷惑行為をされる方
心療内科に関わらず、他の患者さんの診察に多大な支障を来たすため、このような方はお引取りいただきます。
症状が落ち着かずに大声を出してしまうようであれば、心療内科ではなく精神科専門医を受診されてください。
2:アルコールが止められない方
治療中は絶対にアルコールを口にしてはいけません。断酒ができない方は当院では治療を引き受けられません。アルコールの専門施設への受診を勧めます。
3:薬は飲みたくないという方
心療内科について当院としての基本スタンスは、「症状に合わせた薬を出す」ということです。 カウンセリングとか精神分析とかは精神科専門医や心理療法士の範疇で、当院では対応しておりません。
但しカウンセリングも必要と判断した場合には、近隣の優秀なカウンセラーをご紹介します(東神奈川カウンセリングルームOri)。
4:登校拒否や拒食症の相談
小児思春期の心療は、より専門的な治療が必要です。精神科の中でも、小児精神科の経験豊富な医師の診察をお勧めします。
また、 拒食症(摂食障害) は場合によっては生命に関わる場合もありますので、当院では十分な対応はできません。
5: 自傷他害の恐れのある場合
心療内科ではなく、直ちに精神科専門医の診察を仰いでください。
6:診断書のみ希望の方
時々裁判などに出す診断書のみを希望きれる方もいますが、診断書は通院治療の経過に基づき (もしくは治療は必要ない旨)作成するものですので、原則としてお断りしています。
裁判所に提出する書類は、精神科専門医の診察が必要と思われます。
以上、ご了承のほどお願いいたします。
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