消化器内科、消化器内視鏡
2024 年1月より、最新式の内視鏡システム(オリンパス社エリート)を導入、ファイバーも1500という高画質用で、拡大観察機能も備わりました。
これらを駆使して消化器内視鏡専門医・指導医として上部6万件、下部2万件の経験を誇る院長が全力で検査に当たることにより、「苦痛なく」かつ「精緻な」検査を可能にし、より質の高い診断を提供できるものと自負しております。
もちろん、内視鏡検査所見を基にしての「消化性潰瘍」「逆流性食道炎」「ヘリコバクター・ピロリ」などの治療は、最も得意とするところです。
☆大腸内視鏡ファイバーも2024 年1月に、システム更新となりました。前日の検査食、前処置、CO2送気など、徹底的に「楽で安 全な検査」にこだわりました。ただし、検査の流れや前処置などの説明のため、一度検査前に受診していただく必要がありますので、月曜日〜土曜日の院長の外 来日にご相談にいらしてください。
土曜日は予約が混み合うことが多いため、可能であれば、平日の受診をおすすめいたします。
1年のうちでも3月~5月がお待たせする時間が比較的短いかと思います。
診察(胃カメラ)の流れ
- 診察日予約
お電話にてご予約ください。
045-323-3870 9時~19時
(日曜、祝日は休診)
- 前日のお食事
原則として、前日の食事制限は必要ありませんが、なるべく21時までに食事をすませてください。
- 当日のお食事
当然のことですが、当日の朝は食べないでいらしてください。
水分は、水やスポーツ飲料など色のついていないものならば大丈夫です。
午後の検査の場合は、朝はパン1枚程度で昼は食べないでください。
服装は、なるべく楽な格好の方がよいかと思います。
- 喉の麻酔
当院では経鼻内視鏡も対応はしてますが、原則として経口内視鏡をおすすめしております。
まず喉の麻酔をします。
キシロカイン(歯の治療の際に使う薬剤です)のアレルギーがある方は、お申し出ください。
経鼻内視鏡の場合は、鼻に麻酔の薬を入れます。
- 静脈麻酔
楽に検査できるよう、静脈麻酔を行います。
当日は、車の運転や重要な判断を要する仕事は控えてください。
静脈麻酔を希望されない方は、お申し出ください。
原則として、経鼻内視鏡の場合は静脈麻酔を行いません。
- 胃内視鏡(胃カメラ)検査
検査時間は5分程度です。
所見により、病理組織検査、ヘリコバクター・ピロリの検査を行うために胃の組織の一部を採取します。
その後の出血予防のために、止血剤を散布します。
安全な検査のために心臓や呼吸の監視モニターを用います。
- 点滴
麻酔の拮抗剤を点滴に追加します。
- 検査終了後
別室で30分程度お休みいただきます。
- お会計
費用は、静脈麻酔も病理・ピロリ検査をすべて行った場合は14,000円程度です。
(当院としましては、楽で安全、確実な検査のためにフルコースをお勧めしています。)
私は、大学医局関連の絡みで長年、会員制自由診療のクリニックで内視鏡を行っていました。そこでの内視鏡検査のお値段は、上部(胃)15万円、下部(大腸)18万円だそうです。更にその他に診察代やお薬代がかかります。
当院はこのクリニックのような豪華な造りではありませんが、「最新の機器」を使用して「経験豊富な専門医」が「楽に」「安全な」「確実な診断の」検査を行うという点では全く同じです。
お薬について
処方箋をお出ししますので、調剤薬局でお薬をいただいてください。ちなみに、当院より徒歩30秒のところに最も近い調剤薬局があります。
安心して胃カメラをお受けいただけます
Q&A
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Q
内視鏡検査は、口からですか、それとも鼻からですか?
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A
当院では、原則として経口内視鏡検査をおすすめしております。画素数が圧倒的に違いますし、静脈麻酔をすれば個人差はあるもののほぼ寝ている間に終わったと言われる方がほとんどです。ただし、経鼻内視鏡検査も対応しております。
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Q
症状がなくても受けたほうが良いでしょうか?
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A
三等親以内に胃がんの家族歴のある方は、症状がなくても一度は検査を受けられたほうが良いかと思います。
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Q
何歳くらいから受けたほうが良いでしょうか?
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A
一般的に働き盛りの方は、一度は内視鏡検査を受けられることをおすすめします。
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Q
内視鏡検査後に気分が悪くなったりしませんでしょうか?
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A
お腹に空気が入りますので、一時的にお腹が張ることがありますが、ゲップやおならをすればほとんどの場合よくなりますので、安心して検査を受けられてください。